【MLB】マリナーズ4-6レッドソックス(8月1日・日本時間2日/シアトル)
T-モバイル・パークで行われたマリナーズ3連戦の2戦目に、レッドソックス・吉田正尚外野手が「3番・DH」で先発出場。7回表の第4打席で技ありの「流し打ち」を披露して今季40度目のマルチ安打を記録した。
7月の半ばまでは絶好調だった吉田は、左キラーのスティール(カブス)からグランドスラムや、イチローの記録超えの連続マルチ安打(8試合連続)など目覚ましい活躍でチームを牽引。遂にはア・リーグの打率トップに登り詰めたが、直後にスランプに陥ってファンを心配させていた。
だが、この日の第2打席で20打席ぶりのヒット(ツーベース)を放つと、第4打席でもマリナーズ2番手・ソーントンから吉田の代名詞といえる流し打ちでレフト前ヒットを記録。
ソーントンはマリナーズの中継ぎとして防御率1.69と安定感を誇り、スイーパーなどの変化球がキレまくる投手だが、吉田は5球目のカーブを左方向に合わせる〝らしい〟ヒットとなった。
広角の2安打で復活を印象付けた吉田に、ABEMA視聴者から「天才」「流しの吉田さん」「うまいっ」「マルチきたー」「らしい当たりが戻ってきたな」「復活おめ」など祝福のコメントが寄せられた。
第1打席はレフトフライ、第3打席がショートライナーに終わったが、どちらも球種ごとに広角にバットが出ており、状態は決して悪くない。今日の第4打席のように、吉田らしい流し打ちがヒットになったことで打率は上向きになるはずだ。
なお、試合は吉田のツーベースを口火に逆転すると、2本の本塁打で追加点を挙げてマリナーズを6-4と振り切って勝利している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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