【MLB】マリナーズ6-3レッドソックス(8月2日・日本時間8月3日/シアトル)
イチローの愛弟子として名高いロドリゲス外野手(マリナーズ)が、師匠譲りの神走塁を見せダブルスチールを成功させた。
マリナーズが5-3と2点リードで迎えた7回裏、2死一、三塁の場面。マリナーズは次の1点を奪うべく仕掛けた。一塁走者のスアレス内野手が二盗を試みスタート。走者が三塁にいることもあり、二塁送球はないかと思われた。しかしレッドソックスのウォン捕手は二塁へ送球。マウンド上のジョベーラ投手も、すぐさましゃがみ込みカットしない。その隙をついて三塁走者のロドリゲスは果敢にスタートを切った。
セカンドベース上でボールを受けたアローヨ内野手がホームへ送球するも間に合わず。マリナーズに貴重な6点目が入った。レッドソックスベンチはチャレンジを少し考えたようだが、コーラ監督はすぐさまチャレンジしないという”巻き”のジェスチャー。チャレンジをさせないほどの素晴らしい走塁だった。
イチローが認めるスーパースター候補ロドリゲスは昨シーズン25盗塁を決めており、今シーズンもすでに24盗塁とスピードには自信がある。打つだけでなく走ることができ、そしてとっさの判断力にも優れている末恐ろしい存在だ。
まだ22歳のロドリゲスは、これから先どのような成長を遂げるのだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


