将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が8月4日、王座戦挑戦者決定トーナメント決勝で豊島将之九段(33)と現在対局中だ。永瀬拓矢王座(30)への挑戦者が決まる注目の一戦で、ABEMAの中継には横山泰明七段(42)が出演。難解な中盤戦に、「藤井さんの頭の中の声が聴けたらいいのに」と興味津々の様子だった。
藤井竜王・名人の“八冠”挑戦か、豊島九段の2期連続3度目の五番勝負進出か、注目の一戦は相雁木の出だしから難解な中盤戦へと突入。今後の展開に大注目が集まっている。解説を務める横山七段は、手番の藤井竜王・名人を見つめて「何を考えているのか知りたいですよね」とポツリ。漫画原作で、自分の心の声が周囲の人に悟られてしまうストーリーの「サトラレ」を引き合いに出し、「藤井さんの頭の中の声が漏れていて聴けたらいいのに。『ああ~、8八玉やりたいけどこっちの方がいいのかなー』とかそういったことを言っているんですかね(笑)」と続けた。
聞き手を務めた野原未蘭女流初段(20)も「どういった組み立てなのかも知りたいですよね」と同意。さらに横山七段は「僕が特に知りたいのは終盤。時間を使わないで正解手を指せる能力というか、どういう頭の考えになっているのか知りたいですね」と興味津々だった。
このトークにはファンも注目。「読みが膨大過ぎて頭壊れそうw」「しりたいねー」「高速詠唱しか聞こえないwww」「地球人には無理」「普通なら漏れたら負けるけど藤井さんの頭の中身では理解不能なのでは」「常人がそれに触れると正気を保てなくなる」など、多くのコメントが押し寄せていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)