【第105回全国高校野球選手権記念大会】仙台育英19−9浦和学院(1回戦・第1日・第3試合・甲子園)
【映像】勝敗を分けた「最高の一球」
8月6日に放送された「熱闘甲子園」で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の仙台育英(宮城)浦和学院(埼玉)の一戦を紹介。その際、キャスターとして出演した野球解説者の古田敦也氏が、この試合の勝敗を分けたポイントついて語った。
この試合を振り返り、「勝ちました仙台育英ですけども、古田さん、勝敗を分けたポイントというのはどうでしょう?」と、改めてヒロド歩美キャスターに水を向けられた古田氏は、「やはり、5回表の継投の場面だったと思います。浦和学院が4点を追い上げてきた。点差を詰められて、流れが浦和学院にいくところ、ランナーを背負った場面。本当に難しい場面でマウンドに上がったのが、エース・高橋君だったんですよね。」と、9-4、仙台育英5点のリードで迎えた5回表・浦和学院の攻撃、この先頭の2番・月山隼平選手がセンター前ヒットを放ち、無死一塁としたところで、仙台育英が、先発の先発の湯田統真選手から、エース・高橋煌稀選手へと継投した場面について注目。
ここで高橋は、この日2安打と当たっている3番・喜屋武夢咲選手との対戦となったが、難しい場面でありながらも、それを感じさせぬ投球を披露。この投球について古田氏は、「ノーアウトでランナーが一塁にいて、バッターは一番当たっている3番の喜屋武君。ここで打たれてたらもう試合がどうなっていたか分からない所で、“ドン”と初球。最高のボールを投げますよね。緊張していたはずなんですけどね。そして最後も素晴らしいボールで三振に打ち取りました。ここで、浦和学院の、このような追い上げてるムードをね、しっかりと止めましたよね。これがなかったら試合がどうなってたか、分からなかったと思います。」と、高橋の投球を称賛しつつ、この場面が試合の流れを決定づけたといっても過言ではないとした。
その上で古田氏は、「この高橋君、去年、甲子園で投げてるんですけど、今年は初めての登板。そして、この難しい場面で投げて、そしてこの結果を残したっていうのは、仙台育英、本当に強いチームだなというのを感じさせてくれました。」とコメント。エース・高橋をこの場面で投入できる選手層の厚さを含め、強豪・仙台育英ならではの強さについて、改めて語ることとなった。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
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『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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