【MLB】レッドソックス1-13ブルージェイズ(8月6日・日本時間7日/ボストン)
今季25回目の2塁打で5試合連続安打となった。レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場してブルージェイズと対戦すると、5回裏の第3打席で“グリーンモンスター”を直撃する強烈なヒットを放った。
【映像】吉田正尚、決死のスライで今季25回目のツーベースヒット!
ブルージェイズに手痛い連敗を喫したことでワイルドカードの順位が6位まで落ちてしまったレッドソックス。ア・リーグ東地区で3位につけるブルージェイズとのゲーム差は「4」とワイルドカード進出が遠のいている状況だけに、この日は是が非でも勝利して踏ん張りたいところだった。
しかし、レッドソックスは先発投手を温存させてリリーフ陣のみで1試合を投げ切る“ブルペンデー”としたこの試合、2番手・マーフィが捕まって、4回が終わった時点で1-6と大量リードを許していた。ブルージェイズの先発バシットは、30歳を超えてブレイクした大器晩成の右腕。この試合でも多彩な変化球と老獪な制球力でレッドソックス打線を抑え、吉田は第1、2打席をセカンドゴロと見逃し三振で凡退していた。
ただ、吉田はブルージェイズ戦の全試合で安打を放っており、そのうち7試合がマルチ安打を記録。MLB全球団でもっとも得意とするチームだけに、この日も相性の良さを示してみせた。第3打席、初球の真ん中に甘く入ったカーブを捉えると、高々と上がった打球はフェンウェイ・パークの名物「グリーンモンスター」を直撃するヒットとなった。
相手センターの二塁への返球が良く、微妙な判定となったが、吉田はつま先までピンと伸ばしたスライディングでベースに到達すると、両手を広げてセーフをアピール。わずかに吉田が早く、今季25回目のツーベースヒットとなった。
残念ながらこの日の快音はこの1本だけとなったが、前日の試合で日米通算1000安打を記録し、右へ左へと広角に打ち分ける本来の打撃が戻ってきた。試合は1-13と大敗を喫して4連敗と元気がないだけに、“奇跡のワイルドカード進出”を果たすためには吉田のさらなる活躍が求められそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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