【MLB】メッツ2−3カブス(8月8日・日本時間8月9日/ニューヨーク)
これぞMVPの打棒だ!カブスのベリンジャーが「4番・センター」で先発出場したこの試合。4回表に反撃の本塁打を放ち、その当たりにチームメイトの鈴木誠也外野手も祝福する様子が見られた。
今季のカブスはここまで58勝55敗でナショナル・リーグ中地区3位。プレーオフ争いに向けて3位のレッズとわずか1ゲーム差というところまで競っている状況になり、1試合も落とせない状況が続いている。この試合は1回裏にメッツの主砲、アロンソに先制2ランを献上し、打線も3回まで1安打に抑え込まれるなど、打線が沈黙していた。
そんな中で迎えた4回表のカブスの攻撃。先頭打者のハップが空振りの三振に打ち取られ、1死走者なしという場面で打席が回ってきたベリンジャー。第1打席はファーストゴロに打ち取られたとはいえ、直近の3試合では9打数7安打と大当たりと絶好調だった。
そんな好調なベリンジャーにとって、ボールの見極めは容易なことだったのか。メッツ先発のカラスコの揺さぶるような投球にも動じず、ストライクとボールを慎重に見極め、フルカウントに。そして6球目、甘く入ったチェンジアップを見事にすくい上げた。
打球はややライナー性となったが、速度は109.2マイル(約175.7キロ)という超高速。その勢いのままシティフィールドのライトスタンドに突き刺さる豪快な一発に。飛距離も398フィート(約121.3メートル)という文句なしの一発だった。
打ったベリンジャーと言えば、ドジャース時代には主砲として活躍し、2019年には47本塁打を放ち、23歳にしてナショナル・リーグのMVPにも輝いたスラッガー。以降の3年で不振を極め、今季は1年契約でカブスへ移籍したが、見事な復活を果たしている。
華麗な一打で意地を見せたベリンジャーに視聴者は「完全復活」「えぐいな」「ベリンジャーマジでかっけぇ」と絶賛。元MVPのプレーを喜んでいる様子がうかがえた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・スポーツマーケティングで成功した“ライブ特化型広告”とは
・「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く “価値ある広告リーチ”
・「脳科学×AI」で切り開く、マーケティングの新しい可能性