前田直哉が競り合い制して卓内トップ マイナス完済まであと少し/麻雀・鳳凰戦A1リーグ
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 日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第8節C卓が8月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、前田直哉が卓内トップを取った。

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 リーグ暫定8位、トータル▲38.9と苦しい位置で今節を迎えた前田だったが、1回戦からトップを取ると、その後は我慢を重ねて2着、2着、3着とポイントをキープ。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍する佐々木寿人が3回戦までに2勝し突き抜けるかと思われたところ、最終戦でラスを引いたことで、前田が卓内トップに躍り出た。

 試合後は「まだ借金はありますので、プラスに持っていけるように頑張ります」というように、マイナスポイント返済まであと少しまで来ただけに、表情も明るかった。

【試合結果】

1位 前田直哉 +22.8
2位 佐々木寿人 +16.5
3位 杉浦勘介 ▲18.7
4位 一井慎也 ▲20.6

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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