【MLB】ブルージェイズ4−5カブス(8月12日・日本時間13日/トロント)
カブスの鈴木誠也外野手が「8番・ライト」でスタメン出場。第3打席で3試合連続となるヒットを放つと、ニッコリ笑顔で一塁側コーチャーとタッチを交わすシーンがあった。
4-4の同点で迎えた7回、1死一塁で鈴木が3打席目を迎えた。鈴木はこの回からマウンドに上がったブルージェイズの3番手、ガルシアに4球でカウント2-2と追い込まれてしまう。5球目のストレートが枠を大きく外れ、鈴木の顔付近を通過するヒヤリとするシーンがあったものの、フルカウントからの7球目をなんとかバットに当てると、ボテボテ当たりがピッチャーの横に。これを鈴木は全力疾走で内野安打にすると、ここまで険しい表情だった鈴木からも笑顔が見られた。現地中継では一塁側コーチャーとタッチを交わし喜び合う姿が捉えられていた。
鈴木のヒットでチャンスを広げたカブスだったが、続く打者がダブルプレーに倒れこの回は惜しくも得点に結びつけることはできなかった。鈴木自身は3試合連続ヒットで、8月は月間打率.350と調子を取り戻しつつある。ワイルドカード争いで出場圏内の3位につけ、この日も勝利したチームにとって、ポストシーズンに向けこれから鈴木の力が必要になってくるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





