【MLB】ブルージェイズ11-4カブス(8月13日・日本時間14日/トロント)
カブスの鈴木誠也外野手が「6番・ライト」でブルージェイズ戦に先発出場。ノーヒットで迎えた9回の第4打席では、内角の厳しいコースのボールをうまく打ち返してセンター前へクリーンヒット。これで試合連続安打を「4」とした。
打撃不振で8月に入ってからベンチスタートが多くなった鈴木だが、第10号ソロを放った10日のメッツ戦以降、3試合連続安打中と当たりが戻ってきた。この日の試合でも「カブスに鈴木あり」をアピールしたいところだったが、ランナーがいる場面で回ってきた第1、2打席は、トミー・ジョン手術から復帰後3試合目の柳賢振に抑えられて快音が聞かれず。
7回表の第3打席では、広島で同僚だった3番手・ジャクソンと対戦するも、縦に34インチも落ちたスライダーに手も足も出ず空振り三振。ゲームはブルージェイズ打線が爆発して敗戦濃厚となったが、9回表の第3打席で鈴木が意地を見せた。
ブルージェイズ・5番手は、最速163キロを誇るピアソン。一死からスワンソンに四球を与えると、ピアソンはほぼストレートの真っ向勝負。鈴木はファールで粘りながらフルカウントとすると、8球目の内角寄りのストレートをセンターへはじき返した。ボールはやや詰まったが、センター前に落ちるクリーンヒットとなり、これで4試合連続安打を記録した。
鈴木はこの試合の全打席でランナーがいる場面で打順が回っており、最終打席で一本出たことで一矢報いた格好だ。ただ、シーズン前半戦を振り返ったインタビューで「0点です。ヘボ過ぎるから」と辛口な自己採点をしているだけに、この試合での結果は決して満足していないはず。
相手チームから研究されてマークがキツい2年目の今季は、2度のスランプを経て新しい打撃フォームを試すなど試行錯誤が続いており、残り試合で鈴木がこだわる「結果」を残せるか試される。なお、試合はカブスが11-4で敗れ、ブルージェイズ3連勝とはならなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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