SNSで流行のダンスを踊る女性。実はこの動画、踊っている元の映像は長髪で髭を蓄えた男性。
「現実を見ろ、これが#AI彼女の中の人」
AIを活用し、とてつもなくギャップのある映像を撮影したのはYouTubeチャンネルのプロデュースや動画広告の制作を手掛けるワンメディアCEOの明石ガクト氏。
「『もう何も信じられない』とか『見かけだけで人を判断してはいけない』などの声が寄せられた」(以下、全て明石氏)
誰でも見た目がリアルな架空の人物を作れる時代。人の動きや表情を再現できるAIアバターの実現によって、動画コンテンツの“中の人”の見た目や属性にとらわれないインフルエンサー活動が可能になる。
「何を伝えるのか、何をさせるかというときに人間のアイデアや元になるものが必要になる。その上でAIで獲得した外見を使うと、例えばすごくしゃべりは面白いが人前に出たくない人など、今まで埋もれていた才能が花開く可能性がある」
パソコン1台で誰もがクリエーターになることができ、AIコンテンツが世の中に溢れるようになったとき、必要になってくるのはコミュニケーション能力だという。
「AIに対して適切にコミュニケーションすることが必要で、これをプロンプトエンジニアリングという。コミュ力が人間以外にも必要になってきている」
(『ABEMAヒルズ』より)
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