松本吉弘が卓内トップ リーグ残留に光「残り試合、いい麻雀を見せたい」/麻雀・雀王戦A1リーグ
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 麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」へ挑戦する決定戦進出をかけた雀王戦A1リーグの第5節B卓(5人打ち)が8月14日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の渋谷ABEMASでも活躍する松本吉弘が接戦を制して、卓内トップを取った。

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 昨期のMリーグでは優勝を経験した松本だが、雀王戦A1リーグでは開幕から苦戦。前節を終えて降級も見えるボーダーライン付近での戦いが続いていたが、今節では踏ん張った。1回戦、一時は2万点以上あった仲林圭をまくってトップを取ると、続く2回戦は2着。3回戦もこの日2度目のトップを取って、さらにポイントを伸ばした。4回戦こそラスを引いたものの、3回戦までの貯金がきいて逃げ切りの卓内トップとなると、トータルでもボーダーギリギリの暫定13位ながら、順位アップが見えるまでポイントを回復した。

 試合後、松本は「今日2勝を挙げ、降級ボーダーから少し離れることができました。今ボーダー付近で争っている3人(小川、松本、金)は、まだ一度もリーグ降級したことがない。誰一人負けられない戦いになります。上(決定戦進出争い)も面白いですが、下(残留争い)も見てくださる方は楽しいと思うので、残り試合、いい麻雀をお見せできればと思います」と、力強く語っていた。

【試合結果】

1位 松本吉弘 +53.1
2位 堀慎吾 +34.6
3位 仲林圭 +19.7
4位 矢島亨 +7.2
5位 田幸浩 ▲115.6

 ◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。

 ◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】日本プロ麻雀協会のプロもプレーする「Mリーグ」
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