将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が8月15日、佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」で第4局の対局を行っている。シリーズは藤井王位が開幕3連勝を飾り、防衛4連覇にあと1勝と迫っている。後が無くなった佐々木七段は、先手番の本局で得意の「相掛かり」を採用した。
藤井王位と佐々木七段が繰り広げるダブルタイトル戦の“十二番勝負”は、折り返し地点を過ぎ佳境を迎えている。すでにヒューリック杯棋聖戦五番勝負は藤井王位が3勝1敗で防衛を達成。王位戦も防衛4連覇にあと1勝と迫っている。佐々木七段にとっては後が無くなった勝負所とあり、先手番の本局で得意戦法の相掛かりを採用。6月の棋聖戦第2局でも唯一の白星を挙げた戦型だった。
しかし、その後の王位戦第2局、棋聖戦第4局と先手番で採用してきたものの、藤井王位に退けられる結果に。それでも本局で4度目の選択とあり、佐々木七段が用意した構想に大きな注目が集まっている。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位 角煮御膳
佐々木大地七段 刺身御膳
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲佐々木大地七段 6時間45分(消費1時間15分)
△藤井聡太王位 5時間56分(消費2時間4分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)