将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、21)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が8月16日、佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」で第4局2日目の対局を行っている。佐々木七段がペースを握るべく決断の角打ちを放ち、いよいよ勝負所へ。白熱の終盤戦を制するのはどちらか。
【中継】藤井王位VS佐々木七段 注目の第4局は白熱の終盤戦へ(生中継中)
藤井王位が4連覇を決めるか、佐々木七段が反撃の初勝利を飾るか、夕日に照らされた和多屋別荘の対局室「洗心」では白熱の攻防戦が繰り広げられている。藤井王位が前日に指し掛けとした封じ手は決戦を見送る一着だったとあり、2日目も両者ともに長考を重ねるじりじりとした中盤戦となった。
午後のおやつの時間を前に、佐々木七段は中段の異筋に角を打ち付ける決断の一手を放つ。形勢に大きな差はないものの挑戦者が得意の相掛かり戦で主導権を握りに出たと見られており、両者にとって勝負所を迎えている。防衛まであと1勝に迫る藤井王位の持ち時間は午後4時時点で1時間を切っており、今後の終盤戦で抜け出すのはどちらかクライマックスに向けて目が離せない。
持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時時点での残り持ち時間】
▲佐々木大地七段 1時間42分(消費6時間18分)
△藤井聡太王位 36分(消費7時間25分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)