【第105回全国高校野球選手権記念大会】神村学園 10-4 北海(3回戦・第11日・第4試合・甲子園)
2023年、夏の甲子園のベスト8が出そろった。大会第11日、神村学園(鹿児島)対北海(南北海道)の一戦は、神村学園の猛打が爆発し、10-4で勝利。ベスト8最後のイスをつかみ取った。
【映像】初回から打線爆発!神村学園・松尾龍樹選手のタイムリー!
1回戦・立命館宇治(京都)戦では10-2、2回戦・市和歌山(和歌山)戦は11-1と、2戦連続で2ケタ得点を挙げている神村学園打線が、この試合も持ち前の破壊力を発揮した。
1回表、5番・岩下吏玖(2年)選手からの3者連続タイムリーでいきなり4点を先制し、試合の主導権を握る。2点を返されて迎えた4回表には再び岩下選手のタイムリーツーベースなどで3点を追加。
以降も得点を重ね、終わってみれば12安打10得点。初戦から3戦連続で2ケタ得点をマークする強打で、6回目の出場で同校初となる夏ベスト8入りを決めた(春のセンバツでは2005年に準優勝)。
これで、今大会のベスト8がすべて出揃った。8月19日に行われる準々決勝の対戦カードは以下の通り。
第1試合 沖縄尚学(沖縄)-慶応(神奈川)
第2試合 土浦日大(茨城)-八戸学院光星(青森)
第3試合 神村学園(鹿児島)-おかやま山陽(岡山)
第4試合 仙台育英(宮城)-花巻東(岩手)
ベスト8の内訳は東北3校、関東2校、中国1校、九州・沖縄2校。東北勢3校が夏の甲子園でベスト8に残るのは史上初。近畿勢は2016年以来、7年ぶりにベスト8に1校も残れなかった。
なお、ベスト8進出校のうち夏の甲子園で優勝経験があるのは慶応と仙台育英の2校。慶応は「慶応普通部」として出場した1916年以来、実に97年ぶり、仙台育英は昨年に続き2年連続の日本一を目指す。
慶応、仙台育英以外の6校は優勝すれば夏の甲子園初制覇だが、沖縄尚学は過去にセンバツで2度の優勝、八戸学院光星は2011年夏から3季連続準優勝、花巻東は菊池雄星(ブルージェイズ)を擁した2009年にセンバツ準優勝、夏ベスト4、2013年夏にもベスト4に進出している。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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