【MLB】ヤンキース3-8レッドソックス(8月18日・日本時間19日/ニューヨーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場した伝統の一戦で、ヤンキースのアーロン・ジャッジがこれぞ“ジャッジタイム”という第23号2ランホームランを放ち、ニューヨークファンが絶叫した。
6月に右足親指の靱帯損傷でジャッジが負傷者リスト入りして以来、打線の主軸を欠いたヤンキースは徐々に成績を落とし、気がつけばア・リーグ東地区で最下位。それまで大谷翔平とホームラン王を争っていたジャッジの欠場はあまりにも痛かった。
7月28日(日本時間29日)のオリオールズ戦で復帰したジャッジは、翌29日(同30日)に復活の狼煙となる今季20号を放つスターぶりを発揮したが、チームは8月に入ると投打がかみ合わず黒星が先行。プレーオフ出場を狙うポストシーズン争いからも一歩後退し、熱心なニューヨークファンの溜息が止まらない。
この日の先発は主力の故障が相次ぐなかでローテーションを守ってきたルーキーのブリトー。しかし、不安定な立ち上がりをレッドソックスが強襲し、吉田の3ランなどで2回までに失点と厳しすぎる展開に。その後、ヤンキースは3回裏に内野ゴロで1点を返すも、レッドソックス先発・ベロの前に精彩を欠き、ファンは静まり返ってしまった。
1-7と攻め手を欠くふがいない試合でブーイングが飛び交うなか、一番の歓声が上がったのが7回表だ。先頭のラメイヒューが、レッドソックスの2番手ウィットロックから内野安打で出塁すると、続くジャッジがバットを一閃。初球、やや低めのシンカーをタイミング良くすくい上げると、ボールは放物線を描いてライトスタンドへ。
ジャッジらしい滞空時間の長い一発に、ABEMAの中継で実況を務めた下村泰司氏は「ディス・イズ・アーロン・ジャッジ!こういうのを見たかった!」と大絶叫。ファンも「愕然」「ジャッジタイム」などのコメントが飛び交った。 ゲームは3-8で敗れるも、ジャッジらしい一発にヤンキースファンが溜飲を下げた試合だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・スポーツマーケティングで成功した“ライブ特化型広告”とは
・「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く “価値ある広告リーチ”
・「脳科学×AI」で切り開く、マーケティングの新しい可能性