8月12日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの一戦で、トミー・ジョン手術を乗り越え、移籍、育成契約を経て1563日ぶりの勝利を手にしたロッテ・澤田圭佑が、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】“地獄を見た男”の剛速球がエグすぎる
1-2、ロッテ1点のビハインドで迎えたこの試合の9回表・ロッテの4番手として登板した澤田は、この回先頭の4番・マキノンに対し、いきなり、躍動感あふれるフォームから、勢いのあるストレートで押し切る投球を披露。150km/hの剛速球で詰まらせてライフフライに打ち取ると、続く5番・外崎修汰に対しては、ストレートにカットボールを混ぜる配球で翻弄。最後は152km/hのストレートでショートゴロに。そして、6番・中村剛也へは全球ストレート勝負での見応えある対決となったが、最後は真ん中高め、この日最速となる153km/hのストレートで空振り三振に。澤田はこの回、好打順であった西武打線をきっちりと3人で締め、その裏、チームがサヨナラ勝ちを収めたことで、実に1563日ぶりとなる勝利を手にすることとなった。