【MLB】ヤンキース5-6レッドソックス(8月19日・日本時間20日/ニューヨーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・DH」で出場したヤンキースとの伝統の一戦。この試合の勝敗を分けたと言っても過言ではないプレーが生まれた。本塁クロスプレーで一度はセーフの判定となるも、レッドソックスの捕手を務めるウォンは激怒。約5分にわたる検証の結果、判定は覆りアウトとなった。
注目のシーンは試合終盤の8回。レッドソックスは2死一塁の状況で、ボルピーとの勝負を迎えた。するとフルカウントからの6球目を捉えられて打球はレフトへ。さらに一塁ランナーのカイナー=ファレファが走り出していたことに焦ったのか、レフトのレフスナイダーが足を滑らせてバランスを崩した。
ようやく捕球して中継に投げる。ショートのストーリーはホームヘストライク返球をすると、ウォンがこれをキャッチ。最後はクロスプレーとなるが、ボールをこぼさずタッチした。
しかし主審がセーフの判定を下すと、これにウォンが激怒。マスクを取って主審に詰め寄ってアウトをアピールした。
実際にこのプレーはかなり微妙な状況だった。タイミング的にはアウトだったが、ランナーのカイナー=ファレファの左足が滑り込んでいるようにも見える。さらにはコリジョンルールの観点からも難しいジャッジとなった。
約5分にわたるリプレー検証の結果、判定が覆りアウトに。ヤンキースサイドは、コリジョン面ですぐにチャレンジをしたが、アウト判定は変わらず。結果、レッドソックスがヤンキースの勝ち越しチャンスを防いだ。
すると9回にはターナーのタイムリーでこの日4度目のリードを手にすると、その裏は守護神のジャンセンが締めて勝利。ヤンキースとの伝統の一戦でスイープ成功となった要因はこの8回の攻防にあったと言えるだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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