2023年春アニメとして放送されたテレビアニメ『【推しの子】(おしのこ)』。放送当時は『【推しの子】』の関連ワードがSNSでトレンド入りしたり、動画配信サイトの視聴ランキングに入るなど注目を集めました。
『【推しの子】』は、「週刊ヤングジャンプ」で連載中の同名マンガが原作です。『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の作者の赤坂アカ氏が原作・原案を担当、『クズの本懐』の作者の横槍メンゴ氏が作画を担当しています。
この記事では、劇中内のドラマ「今日は甘口で」に出演した鳴嶋メルト(なるしま めると)をピックアップし、メルトのプロフィールや声優情報、そしてメルトが出演したドラマ「今日は甘口で」についてまとめています。
目次
- アニメ『【推しの子】』とは?
- アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトの基本情報!セリフが棒読みだった理由は?
- アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトの声優・前田誠二さんとは?これまでの出演作は?
- ネットで反響があった鳴嶋メルトのセリフは?
- 鳴嶋メルトが出演したドラマ「今日は甘口で」とは?
- 鳴嶋メルトはアニメ2期で再登場する?
- アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトのまとめ
アニメ『【推しの子】』とは?
『【推しの子】』は、応援していたアイドルの子供に生まれ変わった主人公・アクアが、母親の復讐のために芸能活動をしながら父親を探すストーリーです。
アニメ第1話は90分拡大版で制作され、『【推しの子】 Mother and Children』のタイトルでテレビ放送の前に全国の映画館で先行上映されました。OPテーマは音楽ユニット・YOASOBI(ヨアソビ)の「アイドル」、EDテーマは人気の4人組バンド・女王蜂(じょおうばち)の楽曲「メフィスト」です。
1期の最終回の放送後には、2期の制作が発表されました。
アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトの基本情報!セリフが棒読みだった理由は?
鳴嶋メルトは、アニメ第3話で初登場。ドラマ「今日は甘口で(今日あま)」で主役の青野カナタ(あおの カナタ)役を演じて、ヒロイン役の有馬かな(ありま かな)やストーカー役のアクアと共演しました。
原作漫画の「2.5次元舞台編」でメルト本人が16歳だと言っているので、初登場時は15〜16歳だと思われます。容姿はかなり整っているようで、かなはメルトの見た目について「女の子みたいな顔をしていて可愛い」とアクアに伝えています。
「今日あま」はイケメン好きな女性層をターゲットにしたドラマで、ヒロインのかな以外は演技未経験のモデルばかり出演していると説明されていました。メルトも演技経験はなく、セリフも棒読みだったため、ドラマを見たルビーから酷評されています。
メルトは、アクアが自己紹介をしても適当な返事をして自分から名前を名乗ることはせず、態度が悪い所が見受けられました。しかし、アクアを殴る演技で本当に拳が当たった際には、本番後にアクアに謝るなど素直な一面もあるようです。
アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトの声優・前田誠二さんとは?これまでの出演作は?
アニメ『【推しの子】』で鳴嶋メルトの声を演じているのは、大阪府出身の声優・前田誠二(まえだ せいじ)さん。前田さんが声優を目指すきっかけになった作品は『新世紀エヴァンゲリオン』で、影響を受けた漫画としては人生のバイブルだとして『金色のガッシュ!!』を挙げています。
前田さんはオーディションでメルト役に決まった際には、嬉しくてアフレコ収録が楽しみだったのと同時に、みんなに受け入れてもらえるのか考えると怖かったと話しています。
メルトは芝居をする時に棒読みになるキャラクターのため、アフレコ台本にはメルトのセリフがカタカナで書かれていたそうです。セリフが読みづらかったため、前田さんはカタカナの横に漢字でルビを振ってアフレコに参加したと『【推しの子】』のラジオ番組で明かしました。
前田さんがこれまでに出演した作品としては『アルゴナビス from BanG Dream!』の的場航海役、『色づく世界の明日から』の山吹将役などがあります。
▼前田さんが出演したラジオ番組『【推しの子】のおはなし』第5回
ネットで反響があった鳴嶋メルトのセリフは?
メルトが演技をするシーンは、アニメ第3話と第4話で描かれています。メルトは演技が下手だと言われていて、原作漫画ではメルトの棒読みセリフは「ワラエバカワイージャン」のように、カタカナで記載されていました。
アニメでメルトの棒読みセリフがどのように表現されるのか、ファンの間では注目されていましたが、メルトの演技シーンが放送されるとSNSでは「棒読みな演技を声優が演技するのすごいなぁ」「下手な芝居うめぇ」など、あえて下手な演技をしたメルト役の前田さんを賞賛する投稿が見られました。
メルトが劇中で言った「ヒトリニサセネーヨ」や「オマエ ソンナカオシテテ タノシイノ?」というセリフが癖になると投稿しているファンもいます。
アニメ『【推しの子】』の公式YouTubeチャンネルでは、メルトのセリフを切り抜いたショート動画も配信されています。
鳴嶋メルトが出演したドラマ「今日は甘口で」とは?
「今日は甘口で」は劇中に登場する漫画を実写化したドラマで、メルトは青野カナタ(あおの カナタ)役で主演を務めました。
アクアが「演出カジってる人間で知らねー奴モグリだろ。ド名作じゃんねーか」と言うほど「今日あま」は有名な作品のようで、少女漫画でありながらもアクアはコミックスを持っているようです。
「今日あま」のドラマは全14巻の内容を半クール(全6話)で放送したため、内容をカットしたり原作にはいないオリキャラが活躍する展開になり、さらに演技未経験のモデルが多く出演しているため、評判はあまり良くありませんでした。
かなはドラマ「今日あま」について、これから売りたいモデルをたくさん出演させてイケメン好きな女性層にリーチする企画だと説明しています。そのため、出演するほとんどの役者は大根役者ばかりで、メインキャストでまともに演技ができるのはかなだけでした。
ドラマ「今日あま」の最終回は収益的には厳しい結果だったようですが、かなやアクアの演技によって最終回だけは一部の界隈でひっそりと称賛を受けました。
「今日あま」はどんなストーリー?
元々「今日あま」は、原作者の赤坂氏の別作品『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』のキャラクター達が読んでいた漫画で、作品の枠を超えて『【推しの子】』にも登場しました。
アニメ『【推しの子】』第3話のルビーと斉藤ミヤコ(さいとうミヤコ)が「今日あま」について話しているシーンで、「今日あま」が配信されているサイトが映り、そこにはドラマのあらすじが書かれていました。
あらすじは右端が切れていましたが、以下のように記載されています。
「缶詰とサプリメントしか食べれない少女ーー心を閉ざした彼女には悲
過去があった。そんな彼女の前に現れるちょっとイジワルだけどイケメ
転校生。急接近する2人の恋の味は果たして……!?日本中を「あま泣
させた吉祥寺頼子の超大ヒット漫画、ついに実写化!次世代の若手イケ
スター達が繰り広げる超甘口ラブストーリー!」
なお『【推しの子】』の原作漫画ではこのあらすじ部分は記載されておらず、アニオリ(アニメオリジナル要素)となります。
鳴嶋メルトはアニメ2期で再登場する?
『【推しの子】』は2期の制作が発表されています。原作漫画通りであれば、2期はコミックス5巻から始まる「2.5次元舞台編」が映像化されることが予想されます。
原作の「2.5次元舞台編」にはメルトも登場し、メルトの過去や芸能人になった理由なども描かれているので、アニメで設定変更などがなければ2期で登場すると思われます。
かなからは大根役者と言われていたメルトですが、アニメ1期第11話の終盤にはメルトが台本を持って演技の練習をしているシーンがあるので、「今日あま」の棒読み演技よりは成長しているのではないでしょうか。
アニメ『【推しの子】』鳴嶋メルトのまとめ
鳴嶋メルトはアニメ第3話で初登場し、劇中のドラマ「今日は甘口で」で主役の青野カナタ役を演じています。容姿は整っていますが演技力が低く、セリフが棒読みだったため大根役者と言われていました。
アニメ2期は原作漫画の「2.5次元舞台編」がアニメ化されると思われます。「2.5次元舞台編」にはメルトも登場する話で、メルトの過去なども描かれています。
メルトの声を演じてるのは、声優の前田誠二さん。前田さんの『【推しの子】』以外の出演作としては、『アルゴナビス from BanG Dream!』の的場航海役、『色づく世界の明日から』の山吹将役などがあります
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 【Mother and Children】 | アイの愛、圧巻の作画 |
2 | 【三つ目の選択肢】 | 見事な重曹の舐めっぷり |
3 | 【漫画原作ドラマ】 | ワルカッコいいアクア |
4 | 【役者】 | 『今日あま』作者の涙… |
5 | 【恋愛リアリティーショー】 | 色々とガチなぴえヨンダンス |
6 | 【エゴサーチ】 | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
7 | 【バズ】 | あかねの壮絶な演技力… |
8 | 【初めて】 | アクア、1話で3人オトす |
9 | 【B小町】 | 本気が過ぎるかなPV |
10 | 【プレッシャー】 | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
11 | 【アイドル】 | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |