【MLB】エンゼルス4−9レッズ(8月23日・日本時間24日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で二刀流先発マウンドに上がった試合は、2回途中26球で緊急降板という予想できない結果が待っていた。降板前、2回の先頭打者に対し大谷は四球を与えているが、制球の乱し方が尋常ではなく、異変を感じ取ったファンからは不安の声が多く上がっていた。
8月9日(日本時間10日)に6回97球1失点(自責点0)の粘りのピッチングで今季10勝目をあげ、史上初となる2年連続での「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成した大谷だったが、3カ月以上1試合も休むことなく試合出場を続けてきた疲労はピークに達しており、本来であれば先週のはずだった次の登板をキャンセル。ローテーションを1回飛ばす形で登板間隔を空け、この日は中13日での先発マウンドとなっていた。
大谷は1回は三者凡退、2奪三振という最高の立ち上がりを見せ、さらにその裏に自身を援護するキング独走の44号2ランまで放つ。この日もまた常人離れした活躍を見せると思われた矢先、2回の先頭打者に対して初球のスプリットがキャッチャーが飛びついて捕球するほどのボールになると、3球目のスイーパーも大きく外れるボール。さらに5球目のストレートはキャッチャーが捕れずにバックネット方向に転がっていくボールとなり、四球となった。
明らかに制球を乱した大谷に、中継の視聴者からは「おかしい」「急にどうした」「やばいやばいやばい」「ちょっと不安なっちゃう」といった声が殺到。「爪割れた?」「痙攣か?」「マメか?」「腕しびれてんのか?」など急変した様子を心配する様々な声も見られた。
結局、この回3人目の打者に5球投げたところで大谷は右手を気にするような様子を見せながら首を降ると、そのままベンチへ。まさかの途中降板となり、さらに打者としても代打を出され途中交代した。2回の投球を見る限り、故障に繋がった1球があったというよりは、この回の始めから異変はあったのだろう。球団からは「腕の疲労による交代」との発表しかない状況だが、続報が待たれる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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