【MLB】アストロズ-レッドソックス(8月23日・日本時間24日/ヒューストン)
高く上がった打球に伝説の“膝つきホームラン”の期待がかかったが…吉田正尚外野手が所属するレッドソックスはこの日、ア・リーグ西地区2位の強豪アストロズと対戦。初回から先制点を奪われる厳しいスタートとなったが、その先制犠牲フライを放ったアストロズのタッカー外野手の打球に注目が集まった。
1回裏のアストロズの攻撃。先頭打者のアルトゥーベ内野手がレッドソックス先発のセール投手の初球を叩き、センターオーバーのツーベースヒットで出塁すると、続くブレグマン内野手も三遊間を抜けるレフト前ヒットを放ち、あっという間に無死一、三塁に。ここで打席には3番のタッカーが入った。
勝負強い打撃で、前日までにア・リーグトップとなる94打点を挙げていたタッカーにとって格好の打点を稼ぐチャンスとなったこの場面。レッドソックスバッテリーは長打を警戒して低めにボールを集めるピッチングを展開したが、カウント1-1からセールが投じた内角低めのシンカーをタッカーが華麗にすくい上げた。
膝をつきながらも放った打球は右中間へと伸びていき、あと少しで先制3ランかと思わせる打球だったが、わずかに伸びが足りずにミニッツメイド・パークのフェンスすれすれのところでセンターのデュバル外野手がキャッチ。しかし、犠牲フライには十分すぎる飛距離だったので、三塁ランナーのアルトゥーベは悠々とホームへ生還し、アストロズが1点を先制した。
膝をつきながらもホームラン性の打球を放つと言えば、思い出されるのがエンゼルスの大谷翔平投手。3月にWBC日本代表の一員として臨んだ対阪神の強化試合では、左ひざをつきながらバックスクリーンへと運ぶ一発を放っていたが、それを彷彿とさせるタッカーの一打に現地ファンは興奮を見せ、視聴者も「もうちょいか」とあと一歩の当たりを悔しがるコメントが見られた。
そして造作もなく打点を稼いだタッカーに対しては、試合を観ていた国内ファンも「簡単に点とるやん」「タッカー仕事人すぎて草」「打点また稼ぐな」などと、その勝負強さに感心している様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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