【MLB】アストロズ-レッドソックス(8月23日・日本時間24日/ヒューストン)
「くそっ!」と振り上げたバットだったが…。吉田正尚外野手が所属するレッドソックスはこの日、敵地ミニッツメイド・パークで強豪アストロズと対戦。同僚デバース内野手がチャンスで凡退した際の“寸止め”に注目が集まった。
この試合は序盤、レッドソックス先発のセール投手が1回裏にタッカー外野手の先制犠牲フライを許し、2回裏にマルドナード捕手に2ランを献上。さらに3回裏は、アブレイユ内野手にタイムリーツーベースを打たれるなど、3回までに4失点とピリッとせず。打線は3回表に2点を奪ったが、アストロズ先発のウルキディ投手をイマイチ攻めきれないという具合でレッドソックスが劣勢の状態になっていた。
そうして迎えた4回表の攻撃。レッドソックスは先頭打者のアブレイユ外野手、レイエス内野手が簡単に打ち取られて2アウトになったが、9番打者のウォン捕手がライト前ヒット、さらにバードゥーゴ外野手がセンター前ヒットで続いて2死ながら一、二塁というチャンスに。ここで打席にはデバースが入った。
デバースは試合前まで打率.273、本塁打はリーグ4位の29本塁打と気を吐いている中心打者。一打で逆転も考えられる場面だけに気合が入っていたが、ウルキディが打つ気満々のデバースに対して全球ストレート勝負を敢行。見逃せばボールの球も多かったが、積極的にバットを振っていったデバースはカウント2-2に追い込まれた。
そして5球目、外角高めのストレートにデバースは手を出した。打球は高く打ち上がったが、勢いも伸びもなくサードへのフライに。明らかな打ち損じとなった打球に対しデバースは怒り心頭。思わずバットを叩きつけるかと思われたが、ギリギリで思いとどまりバットを持ったまま一塁へと走っていった。
過去2試合の対アストロズ戦での成績は9打数2安打と封じられていた上、ボールだと確信して見逃した4球目の内角ストレートをストライクと判定され、「ウソだろ?」と審判の顔を見る一幕もあったデバース。フラストレーションがたまる場面でギリギリ堪えられたのはチームの主砲ゆえの矜持だろうか。
デバースのこのプレーを見た視聴者は「いい球なんだよなぁ……」「あちゃー」「叩きつけようとしてやめる」などと、チャンスで凡退したデバース同様悔しがるコメントが目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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