【MLB】レッドソックス2-6アストロズ(8月29日・日本時間30日/ボストン)
アストロズのタッカー外野手が盗塁死した場面で、ベイカー監督がチャレンジを要求するものの判定は覆らずアウトに。セーフと確信していたのが、ベイカー監督ががっくりとうなだれるシーンが中継で捉えられた。
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で出場したこの試合。問題のシーンはアストロズが3-1と2点リードで迎えた6回表の攻撃のことだった。
タッカーといえば、2015年のMLBドラフト1巡目、全体5位でアストロズに指名されてプロ入り。持ち前の長打力はもちろん、外野の全ポジションをこなせるほど走塁力も高く、走・攻・守揃った若干26歳の若き主砲だ。昨年も25盗塁を決めており、この場面でも追加点をあげるべく、盗塁を狙っていた。
一方、レッドソックスのキャッチャーは、28歳、6年目のマグワイアだ。昨年途中にホワイトソックスから移籍し、所属した2チームでは許盗塁32に対し盗塁刺は16と、盗塁阻止率.333という記録を残していた。
6回、タッカーの盗塁に対してマグワイアがすぐさま反応。判定はアウトだったが、タイミングとしてはかなり際どいものだった。コメントでも「セーフっぽくね」「どっちにも見える」などの声が多く見られた。
世界一の名将・ベイカー監督がチャレンジするも判定は覆らず。これには思わずベイカー監督もがっくりとうなだれていた。それでもこのイニングで8番デュボン外野手に2点タイムリーツーベースが飛び出すなど追加点に成功していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




