麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」へ挑戦する決定戦進出をかけた雀王戦A1リーグの第9節A卓(5人打ち)が8月28日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のU-NEXT Piratesでも活躍する仲林圭が、卓内トップを取った。
今節を含め残り2節で決定戦進出となる3位以内をなんとかキープしたい仲林は、1回戦から3回戦までそれぞれ順位争いに敗れる形で2着、3着、2着と煮えきらない展開に。それでも自身最終の4回戦では5万点を超える大きなトップを取り、これで卓内トップまで獲得。トータル首位を堀慎吾が快走する中、がっちりと暫定2位を守り、最終戦に向けて弾みをつけた。
試合後、仲林は「2位で最終節を迎えられるのはとても大きいので、今日勝てて良かったです。次の最終節も勝って決定戦、そして雀王目指して引き続き頑張っていきます」と、最高峰タイトル獲得に向けて、さらに気持ちを前に出していた。
【試合結果】
1位 仲林圭 +70.4
2位 田幸浩 +40.3
3位 金太賢 +8.0
4位 角谷ヨウスケ +4.8
5位 須田良規 ▲123.5
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)