将棋の永瀬拓矢王座(30)に藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦する第70期王座戦五番勝負が8月31日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で第1局の対局を行っている。将棋の聖地と呼ばれる陣屋での対局とあり、昼食には両者ともに名物の「陣屋カレー」をオーダー。トッピングはビーフ&伊勢海老シーフードと超豪華な具材に加え、永瀬王座はデザートに「ショートケーキ」と「マスカット大福」も注文した。あまりのボリュームに、ABEMAの中継に出演した飯野愛女流初段は「えっ…」と絶句するほどだった。
聖地での開幕戦。永瀬王座と藤井竜王・名人は揃って名物メニューをオーダーした。陣屋は1918年に創業した名旅館で、これまでに将棋や囲碁のタイトル戦300局以上が行われてきた。この陣屋での名物と言えば「カレー」。誕生のきっかけは故・米長邦雄永世棋聖が注文したことを受けて作られたメニューと言われており、以来“影の主役”としてファンの間でも有名な逸品だ。
ビーフとチキンのトッピングが“定跡”だったが、今回は両者ともに「ビーフ&伊勢海老シーフード」をチョイス。伊勢海老の殻も盛り付けに使われており、カレーだけでもボリュームたっぷりのランチだった。しかし、棋界きっての大食漢としても知られる永瀬王座は、ウーロン茶、抹茶に加えてデザートにショートケーキ、シャインマスカット大福を注文。お盆に乗り切らないほどの超豪華ランチで英気を養った。
ABEMAの中継では両者の昼食メニューを画像で紹介したが、あふれるほどの超ボリュームに飯野女流初段が「ちょっと待って、えっ…」と絶句。視聴者も「ひえー」「え、待ってw」「どういうこと!?」「パーティーかな?」「フードファイターなの?」「何と戦ってるのw」「カレーに大福っていう発想がすごいw」「めっちゃおいしそう」「総カロリー教えて」と圧倒された様子だった。将棋の解説を務める渡辺和史六段(28)は、「すごい迫力でした」とランチ紹介では使われないようなコメントで締めていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)