まさかの2連発に、誰もが度肝を抜かれた。将棋の永瀬拓矢王座(30)に藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦する第70期王座戦五番勝負が8月31日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で第1局の対局を行っている。昼食に名物の「陣屋カレー(ビーフ&伊勢海老カレー)」を選んだ永瀬王座だったが、午後5時の夕食にも再び同じメニューを注文。最強の挑戦者と夜戦を戦うための“対応策”に、ABEMAの中継に出演した渡辺明九段(39)は「またですか!?好きですね~(笑)」、飯野愛女流初段(36)も「え!?これさっきも見た!」と驚きを隠せない様子だった。
将棋は体力、を食事注文でも示した。将棋界きっての大食漢として知られる永瀬王座は、永世位の名誉王座獲得を目指すシリーズ開幕戦「陣屋対局」の昼食に名物の「陣屋カレー(ビーフ&伊勢海老カレー)」をオーダーしていた。さらに、デザートには「ショートケーキ」と「シャインマスカット大福」、ウーロン茶と抹茶も追加。お盆に乗り切らないほどの豪華さと超ボリュームでファンを驚かせていた。
今期の王座戦は、夕食休憩が30分前倒しとなり午後5時に変更。30分間の夕食休憩では通常、簡単に食べ終えることのできるサンドイッチやそば、おにぎりなどが用意されており、藤井竜王・名人も「おにぎり2個(サケ、昆布)」をチョイスしていた。
そんな中、永瀬王座のオーダーは堂々再びの陣屋カレー。トッピングも昼食と同様にビーフと伊勢海老の2種を選んでいた。この注文に、中継で聞き手を務めた飯野愛女流初段は「え!?これさっきも見た!」とビックリ。「角度変えただけ?どう見ても一緒です…あ、ショートケーキと大福がなくなった…?」と大混乱するとともに、「でも永瀬王座の人気の理由がわかりました。こういうところですよね」と納得顔も見せていた。
解説を務めた渡辺明名人は「好きですね~(笑)、またですか!?(昼食から)5時間しか空けずに食ってるけど、消化できるのかな?」と口をあんぐり、驚きの表情だった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)