元メジャーリーガー・松坂大輔氏が男子プロゴルフツアー出場に向けた挑戦を追うゴルフリアリティ番組『松坂大輔ネクストステージ』の第5回が8月26日に放送された。ツアー挑戦への最終試験前夜には、松坂氏のツアー挑戦を見届けてきた宮里聖志プロが“前夜祭“でバーに集合。野球選手とプロゴルファーの“お金事情“についてのトークで盛り上がった。
 
【映像】プロゴルファーのお金事情に興味津々の松坂大輔氏
 
 ファンにとっても興味津々!?各界のトッププレーヤーの両者が“お金事情“のトークを繰り広げた。まずは宮里プロがゴルフ界の賞金制度について紹介。プロ野球選手の年棒制に対し、ツアープロは報奨金制が採られているという。松坂氏は、「試合が終わるとすぐ振り込まれるんですか?」とより具体的な質問で切り込む場面も。宮里プロは「(試合の)次の週の水曜日だったかな…。駆け出しの頃、開幕戦で17位になって次の水曜日にダッシュで銀行に(振込み額を)見に行きましたね(笑)。その時、確か賞金は120、130万だったんですけど、すごく嬉しかった。初めてプロになって稼いだなと振込額を見た時の感動は忘れないですね」と1999年のプロ入りから若手時代を振り返った。
 
 松坂氏は、横浜高校時代エースとして1998年春・夏の甲子園連覇を達成し、同年のドラフト会議で西武ライオンズから1位指名を受けて入団。「僕もプロになって、すぐATM行きましたね。僕も一緒で、そこ(振込み額を確認して)で『プロ野球選手になったんだな』という実感が湧きました。すぐに高校の同級生に、ご飯食べに行こうぜって(笑)」と話した。
 
 さらに松坂氏からはプロゴルファーの経費について質問も。「ツアーに1年間出たとして、どれくらいかかるんですか?」と聞かれた宮里プロは「1年間で500万円じゃちょっと足りないくらいですかね。海外に行けばなおさらですよね」と回答した。野球界とゴルフ界は少し異なるようで、「移動交通費、宿泊費を考えることはまずない。食事も(球団負担で)ホテルが出してくれるので、それで済ませる選手は食費もかからないですよね」と自身の経験とともに野球選手の経費について説明した。
 
 野球界とゴルフ界。互いに賞金や年棒、経費などを明かし合い、ぶっちゃけ“お金事情“についてトークを繰り広げていた。
(ABEMA/SPORTSチャンネルより)