麻雀プレイヤー林美沙希アナ「大人になるほど迷ってしまうのですが」 小学生麻雀大会のレベルに驚き 取材で見えた熱気、“打てる場”には課題も
【映像】林美沙希アナが見た!「小学生麻雀大会」の激闘
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 8月29日に開催された、Mリーグ主催の「夏休み小学生麻雀大会」。去年初めて開催され、今年は東京と大阪の2会場で開かれた。プロリーグが発足したことで年々人気が盛り上がり、その熱気が子ども達にも波及しているという。大人だけにとどまらない麻雀の魅力とは? 同イベントと2連覇に挑んだ小学6年生の高田壮祐くんを取材し、「麻雀をたしなむ」というテレビ朝日の林美沙希アナウンサーに聞いた。

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――今回の大会を取材して、小学生の麻雀の腕前はどう感じた?

 想像以上にレベルが高く、打つのも早いですし、点数申告も早いんです。麻雀は1枚引いて1枚捨てるという“選択の連続”ですが、その選択もしっかりしている印象を受けました。

――麻雀においては数字の把握が重要?

 そうですね。自分が今あがろうとしている役が何点なのかもそうですし、例えば1着と3着でどれぐらいの開きがあるかなども常に考えながら進めていくんです。最終的にトップを取ることを目指しますが、それらを常に考えながら打つのは小学生にとっては難しいのかなと思っていた。でも、そんな心配も全くなく打っている様子が印象的でした。3ヶ月で点数計算まで完璧に覚えた子もいるくらいで、小学1年生の子でも普通に打てています。

――林アナが実際に高田壮祐くんと対戦した時、「強い!攻めるスタイル」と驚いていたが。

 Mリーガーの方も言っていましたけれど、小学生ということもあってか吸収が早いですし、迷いが少ないのかもしれません。大人になればなるほど、これまでの経験値からいろんなことを考えて迷ってしまうんですけど、しっかり決めて打っているように見えた。

麻雀プレイヤー林美沙希アナ「大人になるほど迷ってしまうのですが」 小学生麻雀大会のレベルに驚き 取材で見えた熱気、“打てる場”には課題も
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――小学生にも麻雀人気広がっているという実感は?

 会場に来ている方やご両親に話をうかがうと、コロナ禍で始めた方が多い。おじいちゃんやおばあちゃんができるから、“家の中で何かできることはないか?”というきっかけで始めた方が多いそうです。最初は簡単な遊びだったものが、お父さんがどんどん本気になっていったり、子どもに負けて悔しいと。麻雀は運の要素も強いので、お父さんやおじいちゃんに勝てたりするんです。そこで自信をつけられるというのは感じました。実際、壮祐くんもこれまで引っ込み事案だったそうですが、去年の大会で優勝してからどんどん自信をつけていったようです。普段もお父さんに勝てるというところから、気持ちの面でも変わっているんだと感じました。

――子どもたちがたくさんプレーをすることによって麻雀人気が広がっていく可能性はある一方で、麻雀界が抱えている課題は?

 今の時点では、小学生が打てる場が少ないんです。一般的な雀荘は風営法の適用になるところが多いので、子どもたちは行けない。麻雀教室に通っている子も多いんですが、それでもみんなでは打てない。取材した高田さん親子も「プロになるために続けたい」と言っているものの、中学校の「麻雀部」というのはなかなか聞いたことがない。壮祐くんも「家族でやるのも楽しいけど、全く知らない人と打って、もっとうまくなりたい」と言っていました。“麻雀界の藤井聡太くん”を誕生させるには、麻雀ができる場所やきっかけを用意するなど、大人の努力が必要だと思います。

――自身でもプレーする林アナが『麻雀界がもっとこうなっていけばいいな』と期待したい点は?

 周りの人に麻雀の話をすると、「やってみたいけど、難しそう」や「雀荘には行きづらい」ということで、気軽にできていない現実があります。3世代で楽しめる競技は少ないですし、もっといろんな人が気軽に始められて、楽しめるようになったらいいなと思います。

ABEMA NEWSより)

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本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。

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