【MLB】レイズ8-6レッドソックス(9月5日・日本時間6日/セントピーターズバーグ)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・レフト」で先発出場し、5打数無安打に終わり、自身メジャー初となる3試合連続本塁打はならなかった。ただ守備では3回に、レフトフェンス際でジャンプしながらのファインプレー、8回にもスライディングキャッチと動きのよさを見せた。なお試合は延長11回、レイズに劇的なサヨナラ3ランが飛び出し、レッドソックスの連勝は「3」で止まった。
前々日には13試合ぶりの14号3ラン、前日には2戦連発の15号2ランと絶好調モードだった吉田だが、この試合では小休止になった。2回の第1打席では、あと少しでセンターの頭を越えようかという大飛球を放ったものの、レイズのセンター・シリのファインプレーに阻止され、ヒットを1本損する形に。4回の第2打席は、際どいコースをストライクと判定され首をひねると、その後に空振り三振。6回は2死満塁のチャンスで迎えたものの、外角低めいっぱいの球に手が出ず、見送り三振に倒れた。また8回は先頭打者でセカンドゴロ、延長10回は1死二塁から右中間への大飛球を放ったが、フェンスオーバーまでは届かずライフフライだった。
ただ守備ではファンを魅了した。3回、レイズの4番・アロザレーナが放ったレフトフェンス際の大きなフライに対して、抜群のタイミングでジャンプすると、思い切り伸ばした左手のグラブでナイスキャッチ。さらに8回は1死一、二塁のピンチから、レイズの2番・ローの浅いフライをスライディングキャッチし、飛び出した走者も刺して併殺に。打撃では結果こそ出なかったが、状態のよさを守備で見せていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)






