【MLB】レイズ-レッドソックス(9月6日・日本時間7日/セントピーターズバーグ)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「6番・レフト」で先発出場した試合で、4回に一塁走者だったレイズのルーキー・バサべが、挟殺プレーになるものに、必死に走りまくり見事に脱出に成功した。
バサべはベネズエラ出身の内野手で、180.3センチ・85.3キロと、メジャーリーガーの中では大柄とは言えないサイズ。その分、ショートを守った際には俊敏な動きを見せ、8月13日にメジャーデビュー。徐々に出場機会を得て、メジャー定着に懸命にアピールしている最中だ。この試合でも3回、レッドソックス・デバースの当たりをショートでダイビングキャッチするなど、存在感を示していた。
すると4回、今度は足で魅せた。2死からセンター前ヒットで出塁すると、続くシリがサードへのゴロを放つと、一塁走者だったバサべは隙を突いて二塁を回って、三塁をうかがった。ところがこれはサード・デバースに察知され、三遊間で挟殺プレーに。積極的なバサべのプレーが裏目に出るところだったが、ルーキーは諦めなかった。行き交うボールの間をうまく逃げまくると、最後にはレッドソックス守備陣にミスが出て、バサべは二塁ベースに到達して無事脱出。これには打者走者だったシリも、一塁ベースで飛び跳ねながら喜びを爆発させていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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