鈴木誠也が今日も“快音” 三塁打で8試合連続安打達成 カブス敗戦も球場一変の“ホームラン未遂打”&好守で存在感
【映像】誠也、三塁打で“決めポーズ”→ベンチ&球場一変の瞬間

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【MLB】カブス 2-6 ダイヤモンドバックス(9月7日・日本時間8日/シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が「6番・ライト」で先発出場。5回裏の第2打席でスリーベースヒットを放ち、8試合連続安打を記録した。自身最長の10試合連続まであと「2」に迫る一打は、チーム初安打となり、ホーム球場の雰囲気を一変させた。また、4回には好守も飛び出し、攻守両面で気を吐いた。

【映像】誠也、三塁打で“決めポーズ”→ベンチ&球場一変の瞬間

 まずは4回、ダイヤモンドバックスの先頭打者がライトへ強烈なライナー性の当たりを放つとこれをスライディングキャッチ。カブス先発のアサド投手も拍手する好守を魅せた。そして5回裏、1死走者なしの場面で第2打席を迎え、カウント1-1からの3球目、93.3マイル(150キロ)のストレートを右中間方向へ運ぶスリーベースヒットをマーク。あと一歩でホームランとなるフェンス直撃の大きな当たりに球場からが大きな歓声が上がり、それまで無安打に抑えられていたカブスベンチの同僚も一気に活気づいた。

 9回、2死一、三塁のチャンスで迎えた第4打席では痛烈なライナーを放つもサードのファインプレーに阻まれるシーンもあり、今日は4打数1安打。カブスも鈴木の1安打を含む5安打と打線が奮わず敗戦を喫した。

 鈴木は9月4日(日本時間5日)の試合でメジャーでのキャリアハイを更新する今季15号ソロを放つと、翌日も16号2ランが飛び出し、2試合連続で自己記録を更新。昨日9月6日(同7日)の試合でも走者一掃の先制タイムリーツーベースを放つなど2安打3打点で4試合連続マルチヒットもマークするなど勢いは止まらず、今日も好調ぶりを象徴する一打で球場を沸かせた。

 鈴木はメジャー1年目の2022年シーズンに打率.262、本塁打14本、打点46を記録したが、今季は、すでに本塁打と打点で昨季を上回る成績を残している。6月に今季ワーストの月間打率.177と不振に陥った時期を乗り越え、昨日までの直近7試合は打率.448、3本塁打と、3年ぶりのポストシーズン進出を目指すチームを牽引する打撃が光っている。

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