【MLB】エンゼルス-ガーディアンズ(9月9日・日本時間10日/アナハイム)
相手が元同僚でも、好調の打棒は止まらなかった。エンゼルスの大谷翔平投手が6試合連続のスタメン外となったこの試合、オホッピーが元同僚から2試合連続となる豪快弾を放ち、ファンから謝罪と激励のコメントが相次ぐ珍事があった。
1回裏、エンゼルスは0-1と1点ビハインド。2死ながら走者三塁のチャンスで打席には4番・オホッピー。マウンドには元同僚で先月トレードされたばかりの先発右腕・ジオリトだ。カウント0-1からの2球目、94マイル(約150キロ)のフォーシームを打ち返すと、打球はグングン伸びて右中間スタンドへ。2試合連続となる8号逆転2ランとなった。実況の清水俊輔氏は「オホッピー、今日も打ったー!逆転2ラン!」と声を高らかに伝え、解説を務めていた元MLBプレイヤーの川上憲伸氏も「(コースは)キャッチャーが要求したところ。これを持っていきましたからね!」とその打撃内容を高く評価した。
しかし今季エンゼルスを応援し続けているファンからすれば、嬉しい逆転弾もやや複雑だった。被弾の元同僚・ジオリトを思い「ジオごめんな」「嬉しいけど、ジオ気の毒」「ジオリト…すまない」「やったー。でも…ジオさん、がんばれ」と謝罪と激励の声が上がる珍しい事態となった。
昨年ホワイトソックスで11勝(9敗)を挙げたジオリト。今季、トレード期限ギリギリでエンゼルスに加入したが、6試合で1勝(5敗)に終わり、防御率も6.89と実力を発揮できなかった。8月末にはチームの年俸総額を圧縮するためにウェーバーにかけられ、ガーディアンズへ移籍していた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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