その堅実かつ華麗な守備で、投手陣を幾度となく救い続けている埼玉西武ライオンズの源田壮亮。そんな源田の守備に関して、その“名手ぶり”が伺える話を、西武OBの野球解説者・G.G.佐藤氏が語った。
9月8日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）では、9月3日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、源田がソフトバンクの俊足男・周東佑京が放った内野安打性の難しいゴロを華麗に捌き、アウトにしたひとコマをVTRを交えつつ紹介することとなったが、その流れで、改めて名手・源田のフィールディングについてスタジオでのトークが展開されることに。
するとその際に、G.G.佐藤氏は「捕るまではできると思うんですけど、その後の送球までも早いですし、ボールの強さもいいですよね。」と、源田の守備は捕球はもとより、送球も優れているとした上で、「源田選手に訊いたら、やっぱ“投げるところ”をすごく意識してるんで、いかに投げやすい形で捕るかっていうことを考えてるって言ってたんで、あんまり腰を落としてないですよね。結構腰高で捕ってるんで、今までは腰を低くして捕れっていうのはね、スタンダードでしたけど。常識から外れてるというか、これの方が投げやすいんでしょうね。」と、“捕球後の送球を考慮した上での捕球”という観点から、あえてスタンダードなスタイルである「腰を落とす形」での捕球ではなく、高い位置での捕球を行っているという、“名手ならではの秘訣”ともいうべき“源田流守備の極意”について語ることとなった。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
