<大相撲九月場所>◇三日目◇12日◇東京・両国国技館
三段目二十七枚目・高麗の国(芝田山)と三段目二十八枚目・出羽ノ城(出羽海)が対戦、両力士とも体重が200キロを超える超巨漢で、総重量は実に468.9キロという取組に、ファンから「土俵が小さく見える」とどよめきが漏れた。
高麗の国は身長176.2センチと上背があるタイプではないが、体重は堂々と216.9キロ。また対戦相手の出羽ノ城は190.5センチ・252.0キロと、大きな高麗の国が一回り小さく見えるほど、さらなる巨漢だ。
呼び出しの声とともに、両者が土俵に上がると中央に立つ土俵が狭く感じられ、両力士の間にいる行司がさらに小さく見えるほど。まさに“動く山”同士という対決になった。
体格のイメージ通り、両者ともに大きな体をぶつけあっての立ち合いから、両者がっぷりと左四つに組み合い、迫力は十分。やや下から攻めた高麗の国が、徐々に相手の顎に頭をつける十分な形になると、最後は土俵際で精一杯に粘る出羽ノ城をなんとか寄り切った。
見た目だけでも迫力十分の取組に、ファンからは「土俵が小さく見える」「巨漢マニア歓喜の一番」という声から、あまりの重さに「土俵耐えてー」「土俵への拍手」と、土俵を心配する声まで見られていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



