麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第10節が9月13日に行われ、c卓(5人打ち)はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」U-NEXT Piratesでもプレーする鈴木優が100ポイントオーバーの卓内トップを取った。
この日が42歳の誕生日だった鈴木優は1回戦、親番で迎えた東3局で、高目三色同順の平和・ドラ1の満貫をダマテンに取ると、醍醐大からこぼれた4筒を見送ると、直後に近藤誠一から高目の1筒が出る不運。それでも慌てずダマテンを継続すると、牧野伸彦から出た高目をしっかり捕まえて満貫に仕上げ、トップへとつなげた。
【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
続く2回戦では9300点持ちのラス目で迎えた南2局で倍満をツモアガリして2着順アップ。3回戦も2着で終えると、自身4回戦では2度目のトップを取り、4戦2勝・2着2回と全連対の内容で、+104.1と大きくポイントを伸ばした。
試合後、晴れやかな笑顔だった鈴木優は「今月は隔週で3回リーグ戦がある。体調や集中できるコンディションを整えられたのが勝因だと思う。Mリーグも開幕することもあり、引き続き体調管理を万全にするとともに、決定戦に向けてポイントを意識して戦っていきたい」と、決定戦進出への意欲をさらに強くしていた。
【試合結果】
1位 鈴木優 +104.1
2位 牧野伸彦 +82.6
3位 石田時敬 +65.5
4位 近藤誠一 ▲30.1
5位 醍醐大 ▲223.1
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)