<大相撲九月場所>◇九日目◇18日◇東京・両国国技館
 ウクライナ出身初の関取である十両八枚目・獅司(雷)が、十両三枚目・水戸龍(錦戸)を寄り切りで下した一番では、水戸龍が獅司の背後をとって、まるで“追いかけっこ”のように、相手に迫る場面があった。その後、組み合うと、獅司が腰を低くし、ノシノシと歩を進めながら、土俵際に追い込む場面もあり、視聴者から「不思議な相撲だった」などのコメントが寄せられた。