日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第7節A卓(5人打ち)が9月18日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、井上絵美子が卓内トップを取った。
【映像】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり、BEAST Japanextの菅原千瑛と、Mリーガー2人を含んだ注目卓で、井上が主役となった。前節終了時点でトータル16位と降級圏内にいた井上は1回戦からトップ。2回戦、3回戦と2着に留まると、4回戦でこの日2度目のトップを取り卓内トップとなった。
トータル順位を15位に上げたものの、14位までは自動降級で、逆転残留は他者の結果待ちに。それでも意地を見せた戦いに「最後の最後に微かに希望が見える麻雀が打てたかと思います。たくさんの応援をいただきありがとうございました」と感謝を繰り返していた。
【試合結果】
1位 井上絵美子 +57.7
2位 高宮まり +15.2
3位 菅原千瑛 ▲4.3
4位 北條恵美 ▲33.0
5位 古谷知美 ▲35.6
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル