【MLB】レンジャーズ15-5レッドソックス(9月20日・日本時間21日/アーリントン)
試合終盤に“らしい打ち方”で意地のヒットをもぎとった。レッドソックスの吉田正尚外野手は、敵地で行なわれたレンジャーズ戦に「6番・レフト」として先発出場。この日は、第1打席からショートゴロ、見逃し三振、セカンドゴロと苦戦していたが、9回先頭の第4打席で変化球を巧みなバットコントロールで捉え、2試合連続ヒットをマークした。
4-15と大量リードされて迎えた9回先頭の第4打席、ここで吉田は、レンジャーズ4番手のスミス投手と対峙すると、カウント1-1から投じられた外角寄りのスライダーをじっくりと引き付け、バットに乗せるようにコンタクト。乾いた音とともに飛び出した打球は、明日につながるお手本のようなライト前ヒットとなり、塁上では両手で丸を作る姿も見られた。
8月の月間打率が.261、9月もここまで出場した15試合で打率.200と苦戦中の吉田だが、前日の試合で10試合ぶりの打点となる2点タイムリーを放っており、そして今回のライト前ヒットと“トンネル脱出の兆し”も見え始めている。長丁場のレギュラーシーズンも終盤に入ったが、はたして日本人ルーキーは1年目をどのような形で走りきれるだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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