麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第11節が9月20日に行われ、b卓はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」の赤坂ドリブンズでもプレーする園田賢が卓内トップを取った。
【映像】最高位戦日本プロ麻雀協会のプロも多数参戦するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
園田はトータル8位で今節を迎え、まずは13人中下位3人の降級ラインから離れることを最優先に戦った。直近3節で210.1ポイントと稼ぎまくり、降級圏から脱出していたが、その好調さを持続すると1回戦から6万点を超える大きなトップ。続く2回戦もトップを取った。
3回戦は3着ながら原点をキープ。最終4回戦こそラスを引いたが、トータル順位を8位と意地し、ポイント状況で降級ラインから大きく離れることにも成功した。試合後は、園田の独演会がスタート。「全力で残留狙いで大きく負けないように心がけていたが、2連勝で欲が出てしまったのが反省。前節からルーティーンを変更して、前日ゆっくりしないことにした。Mリーグ明け(朝)4時まで検討配信して今日の好調を維持した。最終節では身
体を酷使しつつも、しっかり睡眠時間を確保したい」と、独自の調整法を紹介。前節では短めだったインタビューも、今回はたっぷり6分を超えるほどしゃべり倒していた。
【試合結果】
1位 園田賢 +58.0
2位 新井啓文 +13.8
3位 坂本大志 +10.3
4位 村上淳 ▲82.1
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約700人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)