「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2023」が9月23日に開幕。大阪・関西将棋会館にて、午前9時から関西予選Aブロックの対局が始まった。本棋戦は2021年に創設した準公式戦で、ファン投票で選ばれた3人と予選突破者3人の6人がチームを組み、東西を代表して決勝戦を戦う。関西から予選突破第1号となるのは誰だ。
【中継】関西Aブロックから決勝進出を決めるのは！？（生中継中）
関西Aブロックには21人が参加。注目は初出場で現役最年少棋士の藤本渚四段（18）だ。2022年10月にプロ入りを果たしたルーキーながら、今年度21勝3敗、勝率0.8750は勝率ランキング首位に立つ。若手棋士の登竜門ともいえる加古川青流戦、新人王戦でそれぞれ三番勝負に駒を進めており、初登場する本棋戦ではどのような活躍を見せるか目が離せない。
さらに、タイトル経験者のベテラン勢からは福崎文吾九段（63）、南芳一九段（60）のほか、実力者の大橋貴洸七段（31）、出口若武六段（28）、服部慎一郎六段（24）、前年度にファン投票3位で決勝に出場した山崎隆之八段（42）ら、注目棋士がズラリ。予選突破1枠目に入るのは誰か。どの対局にも大きな注目が集まっている。
◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2023 ファン投票による選出（東西各3人）、予選（東西各3人）、決勝戦（東西各6人）によって構成される。12月下旬に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
