現在の医療では完治できない難病「クローン病」により、過去2度にわたって長期休養を余儀なくされていた総合格闘家・征矢貴(28)。いつ終わるとも知れない痛み、そして愛する妻の死を乗り越え、「格闘技しかない」とリングに立ち続ける不死鳥を取材した。
 9月24日、さいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN.44」。自身5度目となるRIZINの舞台、征矢選手の挑戦が始まった。