【MLB】レッドソックス7-9レイズ(9月26日・日本時間27日/ボストン)
レイズのライトを守ったロウが強肩で捕殺を記録したプレーで、サードの立ち位置に解説・薮田安彦氏が注目した。
吉田正尚が「4番・レフト」で出場したこの試合。ロウといえばレイズの4番を担う、3年目・25歳の若きプレーヤーだ。2年目の昨年は52試合に出場し、40安打、2本塁打と結果を残した。今シーズンはここまで19本塁打を放ち、2試合前のブルージェイズ戦でもホームランをスタンドにぶち込むなどまさにブレイクの年だった。そんなロウが今回は守備で見せた。
場面は3回裏、7点差を追うレッドソックスの攻撃、1死一塁のシーン。打席にはレッドソックスの1番打者・バーデューゴ。カウント1-1からの3球目、低めのカーブを叩くと、打球はライト方向へ。その間に1塁走者のバルデスが二塁を回り三塁を狙うも、捕球したライトのロウは三塁へ返球。すると、サードのカミネロはベース手前でノーバウンドで捕球し、見事に走者をタッチアウトした。
従来、サードは三塁ベース付近に待機し、走者の足先や手先にタッチするというスタイル。しかし最近ではなるべく早いタイミングで捕球することが主流となっており、そのためにサードはベースの前に出て返球を待ち、相手がベースに到達するよりも、体のどこでもいいからタッチするという形が定着している。
このプレーに解説の薮田安彦氏も触れ、実況の節丸裕一も「完全に定着していますよね」と追加。視聴者によるコメントでも「しっぽにタッチ」「足タッチ」「日本はバトルブロックだぞ」などと盛り上がりを見せた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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