将棋の永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)が挑戦する第71期王座戦五番勝負が9月27日、名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で第3局の対局を行っている。勝てばタイトルに“王手”がかかる大一番は藤井竜王・名人の先手で、戦型は「雁木」の出だしとなった。
【中継】永瀬王座VS藤井竜王・名人 注目の第3局(生中継中)
永瀬王座の「名誉王座」獲得か、藤井竜王・名人の「八冠制覇」か。大注目のシリーズは1勝1敗で推移。勝負所の第3局は後手の永瀬王座が振り飛車も考えられる出だしとなったが、藤井竜王・名人の得意戦法でもある角換わりを避けて雁木系の将棋になった。
第1、2局では角換わりが採用されていたが、シリーズでは初めて雁木が登場。ABEMAの中継には本局で立会人を務める谷川浩司十七世名人(61)が出演し、「藤井さんも(永瀬王座が)変化をされたのでもっと時間を使うかと思っていましたが、今のところそこまでではない。永瀬さんがどこかでこういう戦い方をしてくるというのは想定の内だったのでは」と印象を語っていた。
午後からは激しい戦いとなることが見込まれており、ますます注目は高まっている。持ち時間は各5時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
永瀬拓矢王座 三河一色産うなぎのひつまぶし御膳、アイスコーヒー、オレンジジュース
藤井聡太竜王・名人 あいち牛のハヤシライス 名古屋コーチンの卵のオムレツのせ、アイスティー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲藤井聡太竜王・名人 3時間21分(消費1時間39分)
△永瀬拓矢王座 3時間31分(消費1時間29分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)