どうした渋谷ABEMAS…常勝軍団がまさかのリーグ最下位 ムードメーカー日向藍子でリスタートなるか/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsABEMASvs雷電vsPirates

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、9月29日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、まさかのリーグ最下位に沈む、昨期王者の渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)。まだ96試合中6試合を消化しただけではあるが、初年度から5年連続ファイナルシリーズ進出の快挙を果たしたチームが、リーグ最下位にいる状況自体が見慣れない。ムードメーカー日向がどんな戦いをするか。

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 渋谷ABEMASといえば、抜群の安定感を誇るチームとして多くのファンに知られるところ。優勝こそ昨期が初だが、レギュラーシーズンでは毎年のように好成績で、ファイナルを一度も逃したことがない。1度優勝するよりも5年連続ファイナルの方が難しいのでは、というのが定説になりつつもある。これまで優勝チームは翌年、大苦戦するというジンクスがあるが、日向の麻雀と笑顔でチームはリスタートをしたい。

 逆に絶好の開幕ダッシュを決めたのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。4戦終えて+187.0と、気持ちよく首位に立っている。病み上がりでいきなりトップを取ったエース佐々木寿人(連盟)も、むしろ療養期間でリフレッシュしたのか“魔王”の名にふさわしい攻撃力が、既に発揮されている。走り出したら止まらないチームが、佐々木でさらに加速を狙う。

 リーグ2位につけているTEAM雷電からは黒沢咲(連盟)が出る。チームは昨期、初のファイナル進出を果たし3位でフィニッシュ。常にリーグ下位で苦しんでいたイメージは一変、余裕と自信を持って新シーズンを迎えている印象だ。じっくり打たせたら、その火力で右に出る者はいない黒沢だけに、激しい乱打戦は望むところだ。

 リーグ3位はU-NEXT Pirates。今期、チームの初白星を持ち帰った仲林圭(協会)が、自身2勝目を狙って卓につく。昨期終盤からいよいよ本領を発揮し、開幕から自然体で打てているだけに、持ち味が十分に出ている。仲間を応援する時に叫ぶ「ナイスゥ!」は、もはやチーム全体の掛け声にもなりつつある。今夜はどれだけ「ナイスゥ!」と言ってもらえるか。

【9月29日第1試合】

KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人3位 +71.5
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人32位 ▲62.3
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人22位 ▲18.1
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人9位 +52.8

【9月28日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +187.0(4/96)
2位 TEAM雷電 +100.9(6/96)
3位 U-NEXT Pirates +76.4(6/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +20.1(6/96)
5位 赤坂ドリブンズ +11.1(8/96)
6位 BEAST Japanext ▲46.0(6/96)
7位 セガサミーフェニックス ▲101.9(6/96)
8位 EX風林火山 ▲113.8(8/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲133.8(6/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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