【MLB】オリオールズ1-6レッドソックス(10月1日・日本時間2日/ボルチモア)
これぞMLBの真骨頂と言えるだろう。レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場したレギュラーシーズン最終戦、ショートを守る同僚のストーリー内野手に華麗なプレーが飛び出した。
3回裏のオリオールズの攻撃。先頭打者のマキャン捕手がサードゴロに倒れ、1死走者なしという場面で打席に立ったのは1番打者のヘンダーソン内野手。レッドソックスのハウク投手はヘンダーソンに対し低めにボールを集めた投球を展開したが、カウント0-1の2球目、ハウクが投げた外角低めのシンカーにヘンダーソンが手を出した。
打球は高いバウンドのゴロとなり、マウンド上でハウクがジャンプしたが、届かずにショートへ。ヘンダーソンは俊足なことでも知られる選手でこのまま内野安打になるかと思われたが、ショートのストーリーはこの打球を素手で掴むとそのままジャンピングスロー。矢のような鋭い送球がファーストのダルベック内野手のミットに突き刺さり、判定はアウト。
記録はショートゴロとなり、スタンドで見ていたファンからは歓声が上がるほどのファインプレーとなった。
今季のストーリーはこの試合までに打率.201とやや冴えない成績になっているが、ロッキーズ時代は長打を放てる上に堅守で知られたスタープレーヤー。今季は打撃では結果を出せなかったが、守備ではまだまだ衰えていないことをアピールした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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