【WWE】RAW(10月2日・日本時間3日/サンノゼ)
レフェリーの制止を振り切って始まった女子レスラー2人の場外乱闘は、リングインするなり、さらに2人が加わって制御不能の大乱闘に。事態を鎮圧すべくおよそ倍の数のセキュリティが慌ててリングインするも、今度はセキュリティに対して蹴るわ殴るわの大暴挙。「なんだこれ?w」「わけわかんなくて草」「乱入コンテストか」など驚きと困惑の声が広がった。その一方では、やけに受け身が巧い警備員にも注目が集まった。
2日(日本時間3日)に開催されたWWE RAWはオープニングから大波乱。約2年ぶりにWWEに本格復帰したナイア・ジャックスと元総合格闘家でジョシュ・バーネットが師匠のシェイナ・ベイズラがレフェリーの制止を振り切って場外乱闘を展開。そのままなだれ込むようにリングインすると、そこに女子でありながら身長180センチ超えのパワーファイターであるラケル・ゴンザレスが花道を猛然とダッシュして参戦。これでは終わらずに“ジャッジメント・デー”の最恐女子でマミー(ママ)ことリア・リプリーまで加わってリング上は一瞬にして大カオスの様相となった。
事態を収拾すべくおよそ倍の数の、大柄のセキュリティスタッフがリングに投入されたが、リアが屈強な男を突き落とすと、ハイキックを打ち込んでリング外へ追いやり、さらにリップタイドでマットに叩きつけて返り討ちに…。場内騒然となったことを受け「男性の体は女性と違って重いですから。その体を何ともなく持ち上げてリップタイドに持っていきましたね」と放送席から驚きの声が上がった。
圧倒的なインパクトを発揮したマミー劇場を経て、大乱闘はようやくひと段落。すると、のっけから早すぎる展開に試合を放送したABEMAファンも困惑と興奮が入り混じる様子。「なんだこれ?w」「わけわかんなくて草」「乱入コンテストか」「もーめちゃくちゃだ」「安定の無能セキュリティ」などの反応が聞かれた一方、「随分受け身の上手い警備員だな」といった冷静な声も聞かれていた。
WWE 女子世界チャンピオンのリア・リプリーは、マイクを掴むと「マミーがRAWに戻って来たわよ!片付けなければならないことがある、ジャッジメント・デー 今すぐ出てこい!」と昨年5月に結成された「闇落ち軍団」ダミアン・プリーストとドミニク・ミステリオを呼び込むと公開説教を展開。ヒール軍団の“空中分解”寸前の内紛で不穏な今後を暗示していた。
(ABEMA/WWE『RAW』)