EXITの兼近大樹は「公園でルールの中で鬼ごっこをしたのに、タッチした瞬間に“暴力だろう”と言われているような感覚だ。ただ、切り取った一瞬を見ている人たちからすると、“ヤバい薬を譲渡している瞬間を見つけた。それを止めているんだ”みたいな感覚を持っているのだろう。そこのコミュニケーション不足はあると思う」と述べる。
その上で、「リアルな世界、対人間だとリアクション出来て誤解が解けるが(SNSだと)対人間じゃないので、フェアじゃないからお笑いができない」と違いを強調した。
近畿大学情報学研究所所長の夏野剛氏はSNS上の発信について、「いろいろな意見がある中で、“僕からはこういうふうに見えている”という発言の機会になる。“そういう意見もあるんだな”と思っていただける人もいれば救いだと思ってやっている。ただ、攻撃する人のほうが声が大きく、支持してくれる人は何も言わないので、すごく難しい」と指摘。
社会学者・鈴木涼美氏「一瞬信じてしまうのは理解できるが…」

