藤井聡太竜王、僧侶のお茶提供に小さく"ぺこり" 世界遺産・仁和寺対局、荘厳な襖絵広がる空間に「美しい」「絵画のよう」の声
【映像】お茶の提供を受け小さく一礼する藤井竜王

 将棋藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が10月17日、京都市の「総本山 仁和寺」で伊藤匠七段(21)と第36期竜王戦七番勝負第2局の対局を行っている。対局場の宸殿は、美しい襖絵が最高峰のタイトル戦に彩りを加えている。荘厳な空間に、ファンは「美しい」「絵画のよう」と圧倒された様子だった。

【映像】お茶の提供を受け小さく一礼する藤井竜王

 世界遺産・仁和寺での竜王戦開催は5年連続5回目。藤井竜王は3度目の対局に臨んでいるが、過去2戦で白星を飾っている相性の良い地だ。対局室として使われている御所庭園の宸殿は、宮廷御用絵師の原在泉によって描かれた美しい障壁画が目を引く。図柄は四季を巡って、花鳥風月、宮廷行事や祭事などが題材とされている。

 1時間の昼食休憩の後、伊藤七段、藤井竜王の順に盤の前に戻って着座。給仕を務める仁和寺の僧侶からお茶の提供を受け、藤井竜王は“ぺこり”と小さく一礼して応じていた。

 和服姿の両対局者に加えて、法衣姿の僧侶の落ち着いた所作にABEMAの視聴者も注目。時折野鳥の鳴き声が響く雅な様子に、「美しい空間」「絵画のよう」など思わず見入ってしまうような声も寄せられていた。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】お茶の提供を受け小さく一礼する藤井竜王
【映像】お茶の提供を受け小さく一礼する藤井竜王
【中継】第36期 竜王戦 七番勝負 第2局 1日目 藤井聡太竜王 対 伊藤匠七段
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