将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が10月18日、京都市の「総本山 仁和寺」で伊藤匠七段(21)と第36期竜王戦七番勝負第2局2日目の対局を行っている。午前10時におやつの時間を迎えると、挑戦者の伊藤七段は“龍”を模った和菓子を注文。解説者からは「竜王の前で“竜”を食ってやろうと!」「気合の表れですね!」と驚きの声が上がっていた。
伊藤七段の長考中に迎えた2日目午前のおやつ。藤井竜王は「和栗のモナカ」と宇治本簀抹茶、アイスコーヒーを選んだ。和栗のモナカは、前日の午後に伊藤七段も注文した品で、サクサク食感のモナカに2種類のチョコレートをブレンドした軽やかなクリームと和栗の甘露煮を包んだもの。栗の優しい甘さが魅力の逸品だ。
一方、伊藤七段は白色の龍を模した和菓子の「白龍」と「本蕨」、抹茶をオーダーした。「白龍」は餡に小麦粉、餅粉を混 ぜて蒸し上げた“こなし製”で中には白餡が包まれており、わずかにニッキの風味が香る。龍の形の菓子に、ABEMAの中継に出演した鈴木大介九段(49)は「(藤井)竜王の前で“竜”を食ってやろうと!」とコメント。聞き手を務めた脇田菜々子女流初段(26)は「なるほど!気合の表れですね!」と驚きの声を上げていた。
伊藤七段のかわいらしくも強気のおやつチョイスに、視聴者からは「げんかつぎ」「なるほどw」「ナイスチョイス」「竜王が頼むやつや」「これは竜王とるぞって意志を感じるね」「つかもうぜっ!ドラゴンボール!」などの反応が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)