日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第8節A卓が10月17日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀「Mリーグ」のTEAM雷電でも活躍する瀬戸熊直樹が、70ポイントを超える大きな卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
前節終了時点でトータル12位と、降級がすぐ後ろに見えていた瀬戸熊だが、リーグ戦後半に突入している中で踏ん張った。1回戦にアガリの連続でラッシュをかけ6万点台のトップを取ると2回戦2着、3回戦3着と来て、4回戦にオーラスの親番で連荘し、この日2度目のトップ。+70.1と稼ぎマイナスポイントを返済すると、トータル順位でも暫定6位までジャンプアップした。
TEAM雷電のチームメイト、黒沢咲よりも1つ上の順位になったことに「景色がいいですね」とニッコリ。「次プラスできれば昇級も見えてくる大事な節になるので、しっかり頑張りたいと思います」と、さらに上を狙っていた。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹 +70.1
2位 三浦智博 +13.3
3位 石川正明 ▲20.7
4位 紺野真太郎 ▲63.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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