麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」をかけた雀王決定戦2日目が10月22日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」U-NEXT Piratesでも活躍する仲林圭が卓内トップを取った。
1日目を首位で終えた堀慎吾がこの日も絶好調で1、2回戦と連勝し、このまま2度目の雀王に向けて独走するかと思われたが、これに待ったをかけたのが仲林だった。3回戦で初トップを取ると、4回戦は3着だったものの最終5回戦に役満・四暗刻をツモるなど大爆発。卓内トップを取ると、トータル首位に立つ堀とのポイント差を縮め、初の雀王戴冠へ向け堀への追撃態勢を整えた。決定戦は残り2日・10半荘。Mリーグの舞台で活躍する2人によるマッチレースの様相を呈してきた。
試合後、仲林は「(U-NEXT)Piratesのみんなが(オンラインPVで)応援してくれていて、とても盛り上がっていたみたいで良かったです。(首位の)堀さんとポイントが縮まって、残り2日面白い戦いができると思います」と、初雀王へさらに勢いづいていた。
【試合結果】
1位 仲林圭 +125.7
2位 堀慎吾 +104.4
3位 浅井堂岐 ▲122.0
4位 矢島亨 ▲198.3
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)